【フィリピン留学】IELTS対策コースでの勉強
こんにちは。kenkenです。
今回はフィリピン留学で受けたIELTS対策コースについて書いていきたいと思います。
画像は僕の滞在していた Pines International Academyの Chapis Campus(上級者キャンパス)の写真です。
そもそも前記事で説明しましたが、IELTSには2種類あって、Academic ModuleとGeneral Training Moduleがあります。
シドニーに来た後、大学進学のために本試験はAcademicで受けましたが、フィリピンで僕が勉強していたのはGeneralでした。
ですので、今回の記事はAcademic Moduleではなく、General training Moduleに関する記事です。
General Training Moduleについて
Academic Moduleが海外大学・大学院進学に用いられるのとは対照的に、General Training Moduleのスコアは主に海外への移民申請の際に必要になってきます。
職業にもよりますが、専門性の高くない仕事での永住権申請でOverall 5.5-6.0程度必要だったと思います。
上記の事由もあってか、主にReading, Writingパートの内容が違うほか、他のパートでも問題が少し易しかったように感じます。
ちなみに自分がコース選択の時になぜAcademicを選ばなかったのかというと、実際よく分かりません。笑
多分「永住権取れるくらいの語学力が証明できれば、オーストラリアでもなんとかやってけるやろ。」とかそういう甘い考えだったのかもしれません。。。
授業の様子
1日の時間割
これは一般英語コースで勉強していたときと変わらず、授業が8コマ、義務の自習時間が2 or 3時間設けられていました。
内訳としては以下のようになっていました。
マンツーマン(1 on 1)
・Speaking
・Writing
・選択科目
グループ(3 on 1)
・Listening
・Reading
マンツーマン
【Speaking】
スピーキングは1日1コマありました。
基本的には1日当たり1トピックのレッスンをこなしていました。これはIELTSのスピーキングテストにはおおよそ30パターンほどの出題トピックがあると言われているからです。
初めのうちはなれるまで Part1〜3までを一つづつ分けて練習していましたが、慣れた後は本試験と同様に約14分間続けて行なっていました。
また、テキストが初めに渡されるのですが、先生には「内容を一つ一つ授業で紹介する暇も無いし、授業ではスピーキングに集中して欲しいから、全部自分で予習してきてね」と。最初は「ん?」とも感じましたが、お陰で授業中はずっと喋り続けることができ、相当力がついたかなと思います。
練習後には先生から的確なフィードバックが返ってくるのですが、その中で多かった指摘というのが以下の様でした。
・発音(特にsとthがあやふやになっている)
・時制の統一
・Grammatical Range(文法の難易度)の底上げ
【Writing】
1日2コマで、Task1, 2それぞれで授業が1コマずつありました。
Task1, 2両方の授業でも初めのうちは効果的なか書き出しや表現の解説、またParaphrasing(文章の言い換え)についての練習を行いました。
その後はWritingに関しても各Taskによっていくつかの問題パターンがあるので、それぞれの型にあったエッセイを書く練習をしていました。
基本的に授業では2日か1日ごとに出される課題のエッセイを毎授業毎に添削、それを各自で持ち帰って次のライティングに生かすというものでした。
全ての授業の中で最も課題の量が多く、僕の一番嫌な授業でしたが、如何せんスタートが初心者だったので、大人しく1ヶ月半耐え忍びました。笑
【選択科目】
これは、以下の内容から選べました。
・企業PR、社会問題提起等を題材にしたListening
・世界の偉人や重大事件、自己分析等を題材にしたSpeaking
・Vocabulary etc.
このうち、僕が最初に選んだのはListeningでした。が、スピードがネイティブにしてもかなり速いスピード、題材が難解すぎて単語がわからず、3回目の授業で挫折してしまいました。そこから先生と相談して、授業をフリートークに変えてもらいました。
また、2回目のタームではSpeakingを選択しました。先生が無茶苦茶可愛買ったので、毎授業前にきちんと予習していき、授業の内容を半分の時間で終わらせる様に頑張っていました。その後はフリートークですよ。笑
そこには、多分鼻の下を伸ばした当時23歳の男が座っていたことでしょうよ。。
グループ
【Listening】
この授業は1日2コマでした。
試験と同様に40分間の模試をする日もあれば、各セクションごとに特化した授業をする日もありました。
ほぼほぼ毎日、問題をひたすら解き続けていたのであまり記憶に残っていないのですが(笑)、聞き取りづらい設問への対処、また確実に点数の取れるセクションに関しては特に重点的に学習することができたので、役に立ちました。
【Reading】
この授業も1日2コマでした。
導入として、スキャニングというリーディングに取り組むに当たって必須のスキルを学び、その後はひたすら問題を解いていました。
Generalのリーディングの内容は、記事や広告の読み取りがほとんどで、最後のパート以外は正直慣れてしまえば余裕でした。
ので、先生にお願いして、最後のパートの対策用に、練習の問題は全てAcademicの問題に変えてもらいました。
こういうところはかなりフレキシブルで快く受け入れてもらえたので、フィリピン留学ならではかな、と感じました。
まとめ
僕がフィリピン留学で受けたIELTS対策コースはこんな感じでした。
概して言えば、試験自体の対策もさることながら、それ以上にどういう風に勉強していくべきなのか、ということを学ぶことができました。この経験から自分はその後も継続的に効果的な学習に自主的に取り組むことができました。
実際、シドニーの語学学校ではそこまで丁寧に教えてはくれなかったですし。笑
また、それぞれのパートの自己流の勉強法に関しても、今後時間があればシェアしてきたいと思います。
今回はこれまで!