明日はきっといい日になる。

オーストラリアWHを経て大学留学に挑戦する筆者の備忘録・雑記ブログ。

【大学留学】英語勉強計画について(2017.6 ~ 2017.12)

 

こんにちは、kenkenです。

 

シドニーは夏に入りましたが、例年通り寒暖差が激しく、見事に風邪を引きました。笑クリスマスも間近に迫り段々と街中には暑さに似合わない綺麗なイルミネーションも増えてきました。(筆者の職場近くの写真、気温は20度くらいでした)

 

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今回からは何回かに分けて、僕が大学入学までにたてていた英語の勉強計画、また割と気なる人も多いであろう、資金繰りの計画についてまとめて行こうかと思います。

 

また、前回までのフィリピン留学の続きは、それが終わり次第再開しようかな、と思っています。

 

 

 

目的と目標

 

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まずは大前提としてこの話からです。

これを読んでいる皆さんも今までの人生の中で、「目的・目標をきちんと決めなさい」と口酸っぱく嫌になるほど聞いてきたと思います。

 

皆さんは、【目的・目標】という言葉の違いを正しく知っていますか?

 

多くの人がこれらの言葉を混同して使っているのですが、実は似ている様で違います。

正確な定義としては

 

・目的 : 実現しようと、成し遂げようとする事柄。最終的に到達すべきこと。

・目標 : 意図している事柄を達成するために設けた目当て、具体的に達するべきこと。

 

例を挙げるとすれば、英語学習を行っているAさんの【目的】は英語を話せる様になること。また【目標】はその過程で避けて通る事のできない英語力の指標となる英語試験のスコア取得、という風に挙げられます。前者は抽象的ですが、後者は他の人にも分かり易い具体的な事柄ですよね。

 

ですので、英語勉強に限らず、何か大きな事柄を成し遂げようとするのであれば、僕はこれら、目的と目標の設定は必要不可欠だと考えています。

 

 

 

PDCAサイクル

「PDCAサイクル」の画像検索結果

 

 

はじめに言いますが、僕はこの分野のプロではないので、ごくごく簡単に噛み砕いて説明していきます。

 

さて、PDCAサイクルという言葉をきいた事のある人は多いのではないでしょうか。これはよくビジネスの場面でよく使われる言葉で、

 

1. Plan : 計画

2. Do : 行動

3. Check : 評価

4. Action : 改善

 

という4つのワードのイニシャルからできた言葉です。

なぜ、この場面でこのワードを出したかとしては、先に述べた【目的・目標】を達成するために必要不可欠な、その手段と課題を見つけるのに密接に関わってくるからです。

 

流れとして、大きな目的を達成するためには、期間ごとに無理のない目標を立てることから始まります。これがPlan(計画)です。そして、それらPlanに沿って実際にDo(行動)していきます。

その後、自分であらかじめ決めておいた期間内に目標を達成できたかCheck(評価)し、もし達成できない様であれば、至らなかった部分をAction(改善)するため、今後の予定を再検討(replan)する必要があります。また、もし予定よりも早く進んでいるのであれば上方修整(replan)する事ができます。

そして、上記の図の様に絶え間無く PDCAのサイクルを回していき、次々と目標を達成していき、最終的には目的の達成へと近づいて行くことができるのです。

 

と、これはビジネスでよく使われる言葉ですが、身近な目的・目標にも当てはめることはもちろんできます。

例えば、女性でもっと綺麗になりたいな、と考えている人がいたとします。その人は、

 

【目的】綺麗に水着を着たい

【目標】夏までに1ヶ月以内で5 kg痩せる

【手段】朝食を摂らない、1日1時間のランニング

【課題】朝食を摂らないことよる運動能力の低下、食事療法は避ける

 

という風になります。

見てわかる様に、この女性はPlanの時点では数値化された明確なビジョンがあります。ただ、Doの時点で好ましくない手段をとったために、おそらく途中で自分のそれが好ましくないとCheckできたのでしょう。そしてActionとしては食事療法をやめ、運動に焦点を当てるということに落ち着いた様です。

 

このようなPDCAサイクルに当てはめた、具体的なビジョンは英語学習にも効果的であると僕は考えます。

 

 

筆者の経験談

 

さて、前置きがとても、とても長くなってしまいました。笑

ここからは僕の英語学習の経験談を、2017の6月から、IELTSの目標スコアをゲットした12月までを、各期間ごとに目的・目標、またPDCAに沿った観点から振り返っていきたいと思います。

 

 

 

フィリピン留学初期、一般英語コース(6月~8月上旬)

 

kenkenyas35.hatenablog.com

 

【目的】英語を喋れるようになる

【目標】卒業までにAdvanced Classに昇級する

【手段】授業の予習復習、Duo3.0による語彙力アップ

【課題】BBC Radioの視聴によるリスニング力の強化、目標の上方修正

 

前にも書いたかもしれませんが、僕はフィリピン留学の後にオーストラリアでのワーキングホリデーを決めていたので、最初の英語学習の目的は、英語を喋れるようになる、というかなり大まかなものでした。

また、そのためには卒業までの3ヶ月で上級者コースに映るという目標を設定していました。そこでDo(行動)として、授業の予習復習、Duoによる語彙力の増強によるスピーキング力を含めた総合的な英語力の底上げを図りました。

その後のCheck(評価)として、リスニング力の不足という問題は見られたものの、学校のビッグテストでクラスの飛び級という進歩が見られたため、留学の後半からはIELTS対策コースに変更、またそれに伴う留学期間の延長を行いました。(Action)

 

 

 

フィリピン留学後期、IELTS対策コース(8月~9月中旬)

 

kenkenyas35.hatenablog.com

 

【目的】英語を喋れるようになる

【目標】卒業までにIELTS General Training Moduleでoverall 6.0の取得

【手段】授業の予習復習、実践IELTS英単語3500による語彙力の強化

【課題】ライティング力の強化、自主的なエッセイの作成・添削の依頼

 

結論から言うと、この時点ではまだ自分の英語学習の目的は変わっていませんでした。IELTSで6.0くらい取れたらなんとなくその証明にはなるかな、くらいの勢いでしたね。

ここではDoとして毎日の予習復習もさることながら、実践IELTS英単語3500を使ったもっと難しい語彙の習得に熱をあげていました。

これはもちろん目標のスコアを取るための Doでもありましたが、その後の課題の改善のためのActionでもありました。また、同じくActionとしてはライティングに苦手意識を持っていたので、先生にお願いしてできるだけ毎日ライティングを宿題として課してもらい、文法ミスの最小化、効果的な表現の方ほの取得にも励んでいました。

 

 

 

シドニー留学前期、IELTS General・一般英語コース(9月中旬~11月中旬)

 

【目的】シドニー生活に慣れる

【目標】友達を作る、高給な仕事に就く

【手段】-

【課題】新たな目的を見つけ、さらなる英語学習に励む

 

実はこの期間が自分の英語学習、またオーストラリアワーホリ生活におけるブラックボックス的な期間でした。目的はシドニー生活に慣れる。なんて不明確なものだったことでしょうか。笑 フィリピン留学で本気で英語学習に取り組んだ結果、シドニーについたときには明確な勉強に対する目的・目標はありませんでした。。

ですので、とりあえずは稼げる仕事を探す、はじめに申し込んでいたIELTSコースを一般英語コースに変更して友達を作るか、とかくらいしか実際は考えていませんでした。

 

なんの目標もなく学校行くのも無駄だなと感じ始めていたとき、いまも親交のあるクラスで一番仲の良かったペルー人の女の子に、「私は大学へ行きたいからIELTSコースに変えるわ」と言われた事。またその後、エージェントの方との面談で手頃な値段のcollegeありますよ、と言う誘いに乗って、IELTSコースに復帰することを決めました。

 

 

 

シドニー留学後期、IELTS Academic(11月中旬~12月初旬)

 

【目的】大学に入学する

【目標】IELTS Academic ModuleでOverall 6.5以上を取得する

【手段】Reading, Writingセクションの重点的な学習、語彙力の強化

【課題】スコアの取得成功、金銭面での課題

 

この時期になってやっと今も持ち続けている、【大学入学】と言う大きな目標ができました。実は最初はエージェントの方に言わた通り、Collegeに通うためにスコアを取得しようとしており、応募要件としてOverall 6.0, no less than 5.5というまあ普通にやっていれば取れそうな条件が提示されていました。

 

が、他のエージェントさんによると、もう少しお金を積んで奨学金さえもらえることができれば、国立の大学への進学も可能ですよ、との事。そっちに即シフトチェンジしました。ただし、奨学金をもらう最低の条件として、Overall 6.5, no less than 6.0という英語初心者から始めた筆者に対しては割と鬼畜な課題が課せられました。

たった0.5じゃん、と思うかもしれませんが、一般的にOverall 0.5上げようとすると300時間の学習が必要になると言われています。

 

なんという鬼畜ゲーや、、、、

 

また、その条件を聞いたのが、なんと本試験の2週間前でした。最後の気力を振り絞り、先生に自主的にライティングの添削をお願いしたり(特にTask1)、色々なIELTSの情報を提供しているサイトをしらみつぶしに訪れて勉強に励みました。

 

その結果、見事に一発で応募要項のスコアを取得でき、あとは金銭面の問題をパスすれば大学に入ることができるところまで行きました。

 

 

まとめ

 

と、ここまで書いても正直そんなんめんどくさいですよね?わかります。

ただ、僕がこれだけは考えて欲しいということは、今楽して無計画に勉強するよりも、きちんと計画を立てて勉強する方が何十倍も楽だ、ということ。

 

適当に勉強した代償としては

・英語が思っていたより伸びなかった

・薄給の仕事しか着くことが出来なかった

とかがあると思います。

 

きちんと計画通りに勉強できていれば、進行度合いによってはあとで怠けることもできますし、高給な仕事につければその分贅沢することもできます。

そう、一番最初ののび太くんはその伏線なんや。。

 

ということで、次回は今回残ってしまった金銭面での計画について書いて行きたいな、と思います。

 

今回はこれまで!