【大学留学】筆者の現状について
お久しぶりです。和歌山からカムバックしたkenkenです。
前記事の投稿から約3ヶ月、日本一時帰国からシドニーに戻り、新生活が始まって早3
週間が経ちました。
写真はシドニーへの道中、台湾でのストップオーバーで立ち寄った蒋介石記念館での一枚。僕、ディズニーの「ムーラン」が大好きで、作中でこんなシーンあったなぁ、とかテンション上がって記念撮影して来ました。(階段の豆粒みたいなのが筆者)
今回は、筆者の現在の状況と、海外大学への正規留学(交換留学では無い)についてお話ししていきます。
なぜ、オーストラリアか?
僕が留学先として、オーストラリアを選んだ理由は
・ワーキングホリデーの延長線上
・学生ビザでも週当たり20時間アルバイトができる
の2つです。
そう、単純明快。
だって、ワーキングホリデーでも、ものの数分(もはや数秒)あればビザは降りるし、学生でも働きながら勉強できる、って素晴らしい国やん。
と、思います。
特に、海外留学となって一番ネックになってくるのが金銭面の問題ですよね。
それが解決できるのが、そう、オーストラリア。
(後付けにはなりますが、オーストラリアの大学は全体的にレベルも高いです。)
進学方法
そもそも海外大学に進学する方法としてはどのようなものがあるのか。
筆者はオーストラリアのことについてしかあまり知識がないのですが、違う国のことについても個人的に調べて行きたいなと思います。
大まかに分けると以下の3つの進路があります。
1. 大学に直接進学
これが一番シンプルで分かりやすい方法かと思います。
ですが、一番求められる条件が厳しく、一部の大学のみ、また高校、大学時の成績優秀者でしか利用できない方法です。
例えば、英語の応募要綱としては、IELTS Academicで6.0もしくは6.5というのが多く、大学によっては特定の能力で高得点(シドニー大学では確かWritingで7.0)という鬼畜なものとなっています。
学費もそれなりに高く、3年間(オーストラリアでは理系学部を除けばほぼ3年で学士号が取れる)で AU$ 75,000-105,000、およそ日本円で600〜840万円、となっています。
2. ファウンデーションコース経由
これが最も一般的で、様々な大学/学部に進学できる方法となっています。
そもそもFoundationの意味としては、基盤という事もあり、ここでは大学進学のために必要な基礎的な知識・技能の習得に約1年を費やし、日本の大学1回生で習う基礎科目のようなものの講義を受ける事でできます。
実はオーストラリアと他の国では教育制度が違い、高校生の時から専門分野の学習を行うため、そのギャップを埋めるべく、特に高卒の学生はこのコースを終える義務があるのです。
こういった背景もあるため、語学条件も少し低く、IELTS Academic 5.0 - 6.0 が主流です。学費面ではコース自体に約 AU$ 25,000-35,000、日本円で200~280万円ほどなので、合計4年間ではAU$ 100,000-140,000、800~1100万円程度になります。
3. ディプロマコース経由
この方法では限られた大学/学部に進学する事ができ、その多くはビジネス・IT・看護に関連したものです。
Diplomaというのは日本での準学士号(短大卒)の事で、個人にはよるのですが、およそ取得に半年を要します。このコース自体が既に専門に特化している事もあり、卒業後はそのまま2年目のタームに編入する事ができます。 あまり詳しくは無いのですが、TAFE(職業専門校)の卒業でも同様のことが行えるようです。
また、ディプロマコースの前段階として、 Certificate Ⅳ というコースもあり、これを終えることで高卒の方でもそのままディプロマコースへと進学できるようです。
学費面ではこのコースにAU$ 15,000-35,000、120~270万円ほどかかり、大学での2年分と合計すると、AU$65,000-105,000、520~830万円となります。また、語学要件も優しくIELTS Academic 5.5程度で入学する事ができます。
以上が主な進学方法です。
ですが、、、、、、
正直、めっちゃキツいやんけ。。。。。。。
と、僕自身も思っていました。
実際、オーストラリアに来た当初は大学に進学する気もなく、日本に帰って、バイトしながらこっちで稼いだお金を出汁に、国内の大学に進学するつもりでした。(実際日本で貯金したお金も語学学校代にほぼ消えてました。笑)
ですが、そんな考えが変わったのは、こちらに来て必死に勉強した結果、 IELTSのスコアも進学に必要なスコアくらいは取れた、また費用面でも調べていくとなんとか工面できそうだということがわかったからです。
それなら、日本で学位とるよりも、オーストラリアの方がカッコよくね?と考えたんです。
そう、かなり単純。
どれが一番いいのか?
これは完璧に人それぞれです。
僕は今、3の方法、ディプロマコース経由(pathwayと言う)で大学進学をする予定で、実際にもうディプロマの講義は始まっています。
安くても500万円弱かかると言う話でしたが、国立大学へのパスウェイで破格のものを見つけ、奨学金込みで3年間AU$40,000強のコースに入る事ができました。
これくらいの金額であれば、ワーホリ時代の1年間の貯金とこれからの3年間のアルバイトでなんとかできると悟りました。
ですので、
ワーホリから学生になってこれから大学に進学したい、勉強したい分野がある、と言う人には全力でディプロマのパスウェイをお勧めします。
あと大学名で選ぶのではなく、必ず自分の学びたい事が学べる大学が一番良いです。
これはオーストラリアの人とそう言う話をした事がある人はわかる子もしれませんが、
彼らはほぼ確実に、どの大学かよりも先に何の勉強をするのかを尋ねて来ます。
日本では大学名を重視されがちですが、こちらでは内容を必ずと言って良いほど重視しています。一応、大学ごとのランク付けは有るのですが、大学のレベルが全体的に高いせいもあり、あまり大学名に重きは置かれません。
経験談
この際ですので、他の方法2を使って進学した僕の友人の経験をシェアしたいと思います。
その友人は、僕の語学学校時代からの友人でペルーでの高校卒業と同時にシドニーに来ました。IELTSコースを受講時に仲良くなり、1年がたった今でも親交があります。
そんな彼女はファウンデーションコースをつい最近卒業しました。曰く、
・英語で今までよりも数倍難しい内容をこなすため、授業が難しい
・毎日講義があって、仕事もしながらだと休みがない
・9割が中国系の学生で、クラス内では中国語しか聞こえてこない(中国語覚えた)
・達成感が凄かった
となかなかですね。笑
実際、僕の家の近くにもファウンデーションコースがあるのですが、ほぼ中国系の学生しかおらず、自分はどこの国にいるのかと錯覚するほどです。。。
また、お世話になったエージェントの方のお話でも、
2-3割程度の学生はコースについていく事ができず、他のコースに変えるか、そのまま本国へ強制送還と言うケースもあるそうです。これが海外留学の真に恐ろしい部分かもしれません。。
まとめ
以上、ざっと海外大学への正規留学方法についてシェアしましたが、
一番大事なのは、
自分自身のヤル気、計画力
だと僕は思います。
留学するためには色々なハードルがあり、それらを1つずつ潰していかなければいけません。それさえできるなら、自身のバックグラウンドも関係無いと思います。
これを読んだ人が一人でも多く海外大学留学に興味を持ってくれると嬉しいです。
今回はこれまで!