明日はきっといい日になる。

オーストラリアWHを経て大学留学に挑戦する筆者の備忘録・雑記ブログ。

【オススメ単語帳】Duo 3.0を使った勉強法

こんにちは、kenkenです!

 

昨日、僕が今現在も使っている英語学習書4選を紹介したのですが、今回から何回かに分けてそれぞれについて詳しく説明していこうと思います。

 

 

kenkenyas35.hatenablog.com

 

 

その第一弾として、今回は「Duo 3.0」について解説していきたいと思います。

 実は過去にもDuoについては解説したことがあるのですが、それから2年近く経った今新しい発見も踏まえて再度シェアしていきます!

 

 

kenkenyas35.hatenablog.com

 

 

 

 

Duoのレベルとオススメの人

 

 

DUO 3.0

DUO 3.0

 

 

 

始めに注意書きとして、前の記事では初級者向けと言いましたが、

Duo 3.0のレベルは決して易しくはありません。公式の達成レベルとして、

 

TOEIC: 600 - 780 点

・大学入試: 偏差値58 - 65

TOEFL: 60 - 90点

・英検: 準1級

 

ですので、学習開始前にはある程度の基礎単語、高校レベルの文法力が要求されます。ですが、僕の場合は高校レベルの知識はほぼ無く、そのまま無理やり始めたせいかものすごく苦労しました。僕みたく無理をすれば最低中学レベルの知識があれば始めれます。

 

 

あと前提として、長期的にDuoを使った学習に取り組む必要があります。

僕は、約3ヶ月の間最低でも平日に一日1時間は充てていました。

 

・英語を本当に話したいと思っている人

・英語試験の為の基礎力をつけたい人

・辛抱強い人

 

これらの項目は必須で、ストイックになる必要がありますが、その分それだけのリターンが待っています。

 

 

Duoの特徴

 

特徴として、公式は、「現代英語の重要単語1600+熟語1000を重複無しで560本の基本例文に凝縮」と唄っています。また、それらの英単語も15名のネイティブスピーカー(米国大学教授含む)によって練りに練られている為、会話にもそのまま使えるような例文として単語、熟語が覚えれます。

 

また、Duoには復習用として別売りのCDがあるのですが、これに沿った学習をすると一日1時間できっちりと学習を終えることができ、学習がダレることがありません。

 

というか、

このCDがなければDuoの魅力を100%引き出せず、半減くらいしてしまうので、CDはケチらずに買ってください。

 

また、注意としてはDuo 3.0/基礎用、というものも発売されているのですが、これを使ってしまうと一冊分をリスニングするのに2−3時間(多分。。。)かかってしまうし、遅いスピードでの音声ですので、リスニング強化の効果も少し薄れてしまう気がします。 

ですので必ず下記の復習用を買ってください!

DUO 3.0 / CD復習用

DUO 3.0 / CD復習用

 

 

 

また、Duoの魅力として、個性的なキャラクター達が挙げられます。

ボブやニックといった登場人物達が、セクションごとに変わるトピックに合わせてバラエティに富んだ会話を繰り広げて行きます。

 

ちなみに僕の中では最後の方のセクションの方にある、ボブとジェニファーの話が特に好きで、ジェニファーに散々ばか呼ばわりされたボブが最後には彼女に捨てられて、彼女は実業家と結婚(純粋な理由じゃないとみんなに陰口を叩かれている)、そしてそんなボブはみんなに励まされる、と言ったものです。辛すぎる。

 

 

Duo 3.0の使い方

 

基本的には前書きに書かれている筆者の推奨する勉強法に沿って学習を行いました。

 

 

準備段階(1 - 2週間)

 

一番最初は1週間かけずに本を一周さらっと読んでしまいます。この際にはわからない単語も見たことがある、という程度にしておきます。

もしぜんぜん意味が覚えられないという単語があってもあまり気にする必要はありません。

 

この段階で大事なことは、

 

・英単語を全部時間をかけて覚える必要はない

・和訳の文全体の意味を頭の中でイメージしながら覚える

 

まずは英文全体の和訳をイメージで覚えてしまう、ということ。

最初は日本語で覚えて行ってもいいと、個人的には思います。英語がまだあまり使い慣れていないうちは無理に英語を英語で考えようとする必要はありません。

ただし、ここではあくまでも意味をイメージで覚えてしまう、ということに重点を置いてください。イメージを理解して頭にインプットするのに日本語を使うというだけで、一度イメージとして記憶してしまえばそこから日本語を消していけばいいのです。

 

1ヶ月目

 

ここからやっと1日一周のトレーニングが始まります。

 

ここから、毎日学習するにあたって厳しく守るべき決まりがあります。

 

・CDと一緒に学習する

・学習時間はCDの収録時間と同じ1時間にする

・途中で覚えられない単語があってもスキップする精神を持つ

 

リスニング力、発音力を鍛えるという観点からもCDを使わないという選択肢はあり得ません。また、CDに合わせて1日1時間という決まりを作り、一度習慣できて仕舞えば長く続けることができ、成果も目に見えて上がってきます。また、1日何回かに分けてするようにすれば隙間時間だけで1時間終えることもできるはずです。

また、もしぜんぜん意味が覚えられないという単語があってもあまり気にする必要はありません。何回も同じ文に出会っていけば、嫌でも脳が単語ないし文全体を覚えてくれます。

 

 

1ヶ月目の段階で大事なことは、

 

・英単語を全部時間をかけて覚える必要はない

・和訳の文全体の意味を頭の中でイメージしながら覚える

・派生語、類義語や反義語は覚える必要はない

・英文に合わせて少し遅れながら発音練習する(シャドーイング

 

まずは英文全体の和訳をイメージで繰り返し流していきましょう。

これを1ヶ月もすれば、文が流れてきたときに反射的になんの話をしているのかわかるようになります。そうすれば、覚えていない単語、覚えているまたは知っている単語と合わせて見ることで、知らない単語も自然に覚えることができます。全部の英単語を時間をかけて覚える必要はないというのはそういうことです。

その後はCDを用いて1日必ず一周を1時間、ないし時間があれば2周するようにします。これはどの段階でも同じようにします。

 

 

また、CD音声を真似ながら発音練習をするのはとても重要なことで、だいぶ滑らかに話すことができるようになります。特に英検やIELTSと言ったスピーキングが必須項目としてある試験では、話の内容や文法力、単語力以外にも発音やアクセントも採点項目として明記されています。

ですので、この際気をつけるべきことは、恥ずかしがらずに日本語発音をやめ、必要異常に早く喋り過ぎないということです。要するに音源のモノマネをしろ、ということです。

どうしてもうまく発音できない、また、もっとネイティブっぽく聞かせたい、という人は追加で参考書を購入して見たり、動画等を使って発音法を磨くといいと思います。

 

 

英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

 

 

 

2ヶ月目

 

僕の体感ですが、上記の内容をきっちり1ヶ月間毎日続けると、7~8割くらいは英単語の表の意味を覚えることができると思います。

この時点で、英語を聞いて発音するということにもなれ、だいぶルーティーン化されて負担が少ないと考えられるので、ここから類義語、対義語や派生語についても覚えて行きます。

 

この時点で大事なのは、

 

・単語を日本語ではなく英語で覚え始める

・単語の基本イメージを掴み派生語を覚えていく

・特に熟語の暗記に力を入れていく

 

一つ目の項目は特に重要で、例えば一つのワードが出てこなくても、知っている類義語でカバーできるようになるという利点があります。

実際問題、会話をしていて単語がわからないからと言って、会話をストップさせてしまうと微妙な雰囲気になりますし、英語試験、特にライティングなんかでは類義語、反義語がわからないと同じ単語を何回も使った稚拙な文章になってしまいます。

2つ目の項目も一つ目の項目も会話などを円滑にするためには必須の要素ですね。

 

3番目、これは特に会話に関わってきます。これは僕の体感でもありますが、ネイティブスピーカーと話していても、カジュアルな会話ではあまり難しい単語は使わずに簡単な単語を組み合わせた句動詞や熟語がよくでてきます。これは僕も弱い要素なのでまだまだ改善していかないといけないです。

 

これを2, 3ヶ月続けていくと全体の7割方はルーティーン化された勉強法だけで負担も少なく覚えることができるはずです。ここまでいくと次のレベルも見えてくると思います。

 

 

3ヶ月目

 

僕の体感ですが、上記の内容をきっちり2ヶ月間トレーニングを毎日続けると、7~8割くらいは英単語の裏の意味も覚えることができるが多く出てくると思います。

ですので、ここからは実際に会話で使うことも想定した負荷の高いトレーニングも2日に一度くらいは織り交ぜていくべきかなと思います。

 

具体的には、Duo本体を使わずに、CD音声のみでシャドーイングをする、ということです。

音声のみで自分も真似て発音しなければいけないので、リスニング力の強化にも繋がりますし、予め書かれている文章を通して発音するわけではないので、自分で文を考える力、文に対する記憶の集中力もかなり上がります。

 

このトレーニングで大事なことは、

 

・発音、イントネーションまで完璧に真似する

・文の細かい所(冠詞、前置詞など)も聞こえて発音できるか確認する

 

この3ヶ月まできちんと終えていると、単語帳の内容も9割方覚えていて、次の単語帳も視野に入ってくるのではないでしょうか。

 

まとめ

 

 

今回は英語初級者向けに、Duo 3.0を使った勉強法をシェアしました。

今後はDuoの実際の使用方法や、次にやるべきレベルの単語帳を紹介していきたいと思います。 

 

ほなまた!

 

【英語学習書4選】筆者の愛著を紹介

こんにちは、kenkenです。

 

今回は筆者が留学準備から、IELTS受験、

また今現在も愛用している単語帳3冊、プラス英文法書を紹介していきたいと思います。

 

 

英語の自習の必要性について 

kenkenyas35.hatenablog.com

 

過去にもシェアしているように、筆者は留学前のTOEIC300点台から、

大学入学前にはIELTS 6.5、またその後IELTS7.0も取得しました。(2018年)

 

もちろん、フィリピン留学、オーストラリアでの語学留学など、語学学校には計半年ほど通ってはいたものの、その勉強だけではここまで英語力を上げられていなかっただろうとの自覚があります。というのも、留学中は平日はほぼ単語学習ないし、文法の学習に継続して取り組んでいました。

 

これは自論ではあるのですが、

 

語学学校はバランスの良いサプリメントのようなもの、

英語自習は通常の食事、

 

だと例えれます。

これは、語学学校は必ずしも万能ではないということで、授業中でのディスカッションや課題などに取り組むためには、一番の基礎となる英単語、文法なしでは限界があると思っています。

語学学校の話については、話始めると長くなるので別の機会に僕の意見を

シェアしたいと考えています。

 

 

英語学習書5選

 

さて前置きが長くなりましたが、ここから本題の筆者が留学準備から、IELTS受験、

また今現在も愛用している英語学習書を4冊紹介していきたいと思います

 

Duo 3.0

 

DUO 3.0

DUO 3.0

 

 

 

DUO 3.0 / CD復習用

DUO 3.0 / CD復習用

 

 

Duo 3.0は日本で有名な単語帳の一つで560本の英文の中に、

重要単語1572語と熟語997を重複なしで盛り込んでおり、効率のとても良い単語帳です。

また、DUO3.0の全ての見出し英文は、

アメリカの大学教授3名を含む15名のネイティブによって完成された「暗記する価値のある例文」で、そのほぼ全てがナチュラルに使える例文であるというところもポイントです。

 

実際にこれまで50周以上はやり込んだ僕があげる点としては以下のようになります。

 

メリット

  • 560文で重要単語1572語と熟語997を覚えられる効率の良さ
  • CDと併せれば一日一周、一時間で読破可能
  • 単語力だけでなく、リスニング力、発音力の強化が可能

デメリット

  • 時々、古臭い言い回しがある
  • 発音、例文が良くも悪くもアメリカ英語
  • 別売CDがないと効果半減

僕の体感としては、デメリットよりもメリットの方が圧倒的に多いです。

詳しくは今後改めて説明する予定ですが、英語初級者にはこのDUO3.0を何よりもまずお勧めします。

 

実践IELTS英単語3500

 

実践IELTS英単語3500(音声DL付)

実践IELTS英単語3500(音声DL付)

 

 

こちらの実践IELTS英単語3500 は、IELTS受験者の中では有名な単語帳の一つで、筆者も受験の際には実際に使用していました。

中身としては、IELTS自体が海外大学への語学力証明や海外への移民の語学要項の証明という意味合いも強いため、単語としてもアカデミック色の強いものになっています。

全体的な単語の難易度としてもそれなりに高く、英語中級者以上向けだと考えています

ですので、英語の勉強の目的がIELTS受験、もしくは英語中級者程度で、

全体的なレベルアップを図りたい方には、オススメできる本です。

 

メリット

  • イギリス英語表記
  • 類義語、反義語が一緒に掲載されている
  • 音声ダウンロードあり

デメリット

  • バンドスコア別の単語の分けられ方が曖昧
  • バンドスコア7.5の単語はマニアックなものが混ざっている
  • 例文数が多い

 

英検1級 出る順パス単

 

【音声アプリ対応】英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)

【音声アプリ対応】英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)

  • 発売日: 2010/03/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

この出る順パス単は、英検1級受験を考えている方にとっては必須中の必須単語帳として知られています。

筆者は今のところ英検受験は考えていない(オーストラリアでは受験できない)のですが、勉強することによって色々な恩恵に授かることができました。

例えば、講義中に学習した単語が出てきたり、ニュースなどを見ていても意外と頻繁に英検1級の単語が使われています。

メリット

  • 英検一級に特化している
  • 単語だけではなく頻出の熟語も300掲載
  • 音声ダウンロード、アプリあり

デメリット

  • 難易度が高い(TOEIC等の英語試験ではほぼほぼ出てこない)
  • 例文数が多い(2400文)

 

一億人の英文法

 

 

最後はこちらの英文法書。

NHKの英語番組等にも出演されていた大西泰斗先生による英文法書です。

英文法書としては珍しくイラストが多く、難しい文法用語も極力排除するなど、

文法を理解して実際に会話に用いる、ということに焦点が当てられています。

解説もわかりやすく、ネイティブがどのように考えて会話をしているかまで解説されており、

海外在住の今でも読むたびに発見がある良書です。

 

メリット

  • 理解、会話への応用に特化している
  • 感覚で英文法を学ぶことができる
  • 難易度が高いものはあらかじめスキップできるように作られている

デメリット

  • 初心者目線の欠如(英語中級者以上向け)
  • 例文リスニングに別売のCDを買う必要あり

 

まとめ

 

ここまで、英語学習書4選を紹介しましたが、

一番大切なのはあくまでもインプットとアウトプットのバランスです。

せっかく単語、文法を覚えても、実際に使う場面がなければすぐ忘れるし、自分のモチベーションも下がってしまいますからね。

 

今日はここまで。

 

ほなまた。 

近況アップデート

お久しぶりです、kenkenです。

 

去年の大学入学以降、勉強に追われて更新を一年近くサボっていたので、

今後は、大学での講義の概要、英語学習、オーストラリア留学に重点を置いて記事を出していけたらな、と思います。

 

では、今回は最新のオーストラリアのついてシェアしています。

 

2020年は。。。

 

2020年はブッシュファイアに始まり、COVID-19のロックダウンに終わる一年でした。

www.youtube.com

 

僕の住む地域の3-40km先では、この動画のような大火が実際に起き、

家の周りは灰が積もっているというような異様な光景も目にしました。

 

コロナショック

 

そしてその後は、コロナによるロックダウン、大学の講義は全てオンラインに切り替わり、

ロックダウン初期は仕事の1ヶ月ほど休みになりました。

 

現在はオーストラリア全体で状況も良くなってきており、

僕の住むNSW州では、先週に感染者が出るまで23日連続で感染者なしということもありました。

f:id:kenkenyas35:20201207072456p:plain

 

画像は投稿日の12月7日現在。

 

日本よりも圧倒的に感染者が少なく、第二波がロックダウン後にきたかな?

くらいの程度でした。

 

また、この状況に伴い、オーストラリア政府は日本などの感染リスクの少ない国からの留学生の受け入れを以下のように発表していたようです。

 

(1)豪州国外において申請される学生ビザの発給を再開する。これにより、国境が開放された暁には、学生が既にビザを取得済みで渡航準備を行うことが可能なことを意味する。
(2)COVID-19の為にビザの有効期間内に学業を修了できない場合、無料で追加の学生ビザ申請が可能となる。
(3)COVID-19の為に現在、豪州国外でオンライン学習している学生ビザ保有者は、当該学習期間を、就学後就労ビザ(post-study work visa)要件にカウントすることが可能と なる。
(4)卒業生が、COVID-19の為に豪州に戻れない場合は、豪州国外で就学後就労ビザの申請が可能となる。
(5)学生ビザ申請者がCOVID-19の為に英語能力試験を受けることができない場合、英語能力試験結果の提出期限が延長される。

https://minister.homeaffairs.gov.au/alantudge/Pages/supporting-international-students-support-australian-jobs.aspx

 

 

現在は大学生の受付をメインに動いているようですが、

その後は語学留学生、ワーホリの人たちの受け入れも進んでいくようです。

 

現在、円高ドル安の状況が続いているので、本格的に留学生の受け入れが開始される頃には、

もしかしたらかなりお得に留学できるようになっているかもしれません。

 

最後に

 

最後にロックダウン中に見つけたいいな、と思ったツイートをシェアして終わります。

f:id:kenkenyas35:20201207074530j:plain



 

ほなまた。

【留学】日本人とは喋らないべきか

こんにちは、kenkenです。

 

前回までフィリピン留学の時に一緒に過ごした台湾・韓国人との思い出について語っていましたが、今回はじゃあ日本人とはどうなのか?ということについて書いて行きたいなと思います。

 

kenkenyas35.hatenablog.com

 kenkenyas35.hatenablog.com

 

また、今回は僕がフィリピン留学・オーストラリアでのワーキングホリデーを通して日本人との付き合い方について思ったことをラフに書いていくだけなので、さらっと流してあげてください。笑

 

 

 

 

英語という観点

 

日本人とつるむこと自体、僕は全く悪いことではないと思います。そもそも主な渡航先に挙げられるようなオーストラリアやカナダ、フィリピンなんかで、日本人がいないところの方が圧倒的にすくないです。むしろそんなところに出ていって、全く喋らなかったりしたりする方が印象悪いですしね。

 

問題なのは日本人との付き合い方、あとは本人が何の為に留学をしているかによると思います。海外に出てきた多くの人は「英語が喋れるようになりたい」と胸に秘めて留学をしていると思います。

 

そういう人は日本人と日本語で喋らなければいいと思います。向こうも多分英語は喋れるようになりたいと思っているだろうし、英語をバカみたいに喋れる人も中にはいます。日本人といえども、オーストラリア育ちなら英語ネイティブですしね。

 

また、僕自身の話をすると、僕は割と日本語は喋ります。何でかというと、僕のオーストラリアにいる目的は英語を勉強することではないからです。海外大で学位を取れればそれでいいし、フィリピン留学のおかげかそこそこのレベルで英語も喋れるから、そこは僕の与するところではないです。

 

また、意思伝達をするために英語だとどうしても話が薄くなってしまうんですよね。僕は英語ネイティブではもちろんないし、たとえ英語ネイティブだったとしても、日本語ほどの細かいニュアンスを英語で出すことはできないと思います。それだけ日本語ってすごい言語だと思います。

 

ただ、一つ心がけていることは、日本以外のナショナリティの人たちがいる前では、たとえ日本人であっても英語で話をすること。完璧に実践できているわけではないですが、ほかの人達のわからない言葉で会話を続けるのはマナーに欠けるかなと思うからです。今住んでいるオーストラリアの公用語は英語だし、ほかの人たちに変な話をしていると思われたくないですしね。僕自身、目の前で自分のわからない言語で喋られるのは嫌ですし。

 

 

人生観という観点

 

 

僕が日本人と喋った方がいいと思う理由はこれです。僕自身、日本での23年間の生活で積み重ねてきた経験なんて薄っぺらいと思っているからです。

 

実際、これまでの海外生活を通して出会ってきた日本人の人たちは僕が今までできなかったような経験をしてきている人が多いように感じます。海外大卒で現地で仕事をしている人や、日本からの海外赴任で出てきている人、国際結婚でオーストラリアに移住している人。ワーホリしている人たちの中でも、日本での前職がすごい人や、シドニーで自立した個人ビジネスをしている人だっています。

 

僕は今まで、割と型にはまったような生き方しかしてこなかったので、すごい刺激を受けましたし、今後の計画についても考えるきっかけになりました。

 

また、色々な話を気軽にシェアできるというのもメリットだと思います。例えばビザの細かい話なんて実際にそのビザを持っている本人達にしかわからないことだし、良い仕事の話を持っている人だっているかもしれません。また、国際恋愛の話なんかも日本人同士だから分かり合えるということももちろんあるはずです。

 

 

 

まとめ

 

まとめると、日本人とつるまないのは勿体無い気がします。ただ、付き合い方には気をつけるべきですね。英語を勉強しにきているのに、英語を喋らずに日本語しか喋っていないなんて、本末転倒ですからね。

 

今日はこれまで。

 

ほなまた。

 

 

【フィリピン留学】韓国人との思い出

「ソジュ」の画像検索結果

 

こんにちは、kenkenです!

今日は前回に引き続きフィリピン留学時代の韓国人との付き合いについて書いて行きます。写真は僕が彼らと毎週のように飲んでいたソジュ(韓国焼酎)です。

 

kenkenyas35.hatenablog.com

 

 

 

 

彼らとの出会い

f:id:kenkenyas35:20190303150141j:plain

ルームメイト達と

僕が一番最初に韓国人はルームメイトになった韓国人でした。

学校の寮に到着したのが、夜中の一時くらいで、その時に彼は寝ていたので、朝起きた時に初めて会話しました。

彼はイケメンもイケメン。まさに爽やか系の韓国俳優を地でいくようなイケメンでした。ただ話をして見たときは向こうも英語があまりうまく話せなくて苦労した覚えがあります。

 

また、僕の通っていた語学学校が韓国資本の学校であったこともあり、クラス外でも多くの韓国人に出会いました。僕と同じ年代の同期の子たちは兵役終わりでかなり鍛え上げられていて、すげえとかも思ったし、日本語を喋れることのできる子たちも少数ですがいました。

 

 

授業中の様子

 

さて彼らの授業中の様子についても触れて行きたいと思います。

 

まず基本的に、韓国の人たちはよくも悪くも日本人の子たちとそんなに変わりません。日本とは違い、厳しい受験戦争や、男性でいえば兵役などを経験してきているはずなのでかなりシリアスなのかなとおもいきや、そうでもなかったです。

 

日本人と同じでそこまで積極的に発言している、といった感じではなかったですし、(いや、女性陣は主張が激しかったです。笑)、英語のレベルもほぼほぼ似通っていたように感じます。

 

ただ、たまに先生の中には下ネタをいう人もいたのですが、そういう人に対する韓国女性の嫌悪感が半端なかったです。聞いてるこっちが殺されそうな雰囲気さえ感じました。ただ男性陣はそういう話が死ぬほど大好きでしたね。日本人と一緒。笑

 

 

クラス外での様子

f:id:kenkenyas35:20190303150221j:plain

まず最初に、一番大きい思い出は何をいっても、ほぼ毎週連れて行かれていたサムギョプサルやさんと、ソジュのコラボレーション。

僕の通っていた語学学校はスパルタ校で、外出できるのが土日だけだったので、毎週土曜日は狂ったようにサムギョプサルを喰らい、ソジュを浴びるように飲むという生活をしていました。

僕の経験上、それなりにお酒は飲めるのですが焼酎系にはめっぽう弱いらしく、一度ソジュを一晩で1人2本開けた時には記憶が吹っ飛びました。そして彼らは優しかったのでそのまま介抱してくれて、無事に寮まで帰ることができたという苦い思い出があります。笑

 

もう一つ特記すべき事項としては、韓国人男性の自分のケアがすごいということ。女性は言わずがな時間を取るのはわかります。韓国人の女性はマジで綺麗ですしね。ただ毎日3回のシャワー、常時2、3種のクリームでケア、日焼けを嫌う等、韓国人女性からもやりすぎ、と言われてしまうレベルです。

 

個人的には同じ男性として、そういうところは見習うべきなんだろうな、と思いますが、全部は流石に無理。やし、シャワーが本当に長いから、風呂キラーと僕は読んでいました。

 

 

 

まとめ

 

フィリピン留学をする上で、韓国人は一番身近な子たちで必ず彼らと生活をともにすることになります。ただ実態はそんなに日本人と変わりなく、そんなに構えることもありませんでした。

昨今では日韓で色々な問題がありましたが、僕は彼らと付き合う上ではそんなことあんまり気にする必要はないと思いました。

 

それでは今日はこれまで。

 

ほなまた。

 

 

【フィリピン留学】台湾人との思い出

f:id:kenkenyas35:20190227202229j:plain

象山公園(台北)で

こんにちは、kenkenです。

今日は久しぶりにフィリピン留学の事について書こうかなと思います。

僕はフィリピン留学を通して、台湾のことがとても好きになったのですが、その背景には一緒に苦楽をともにした台湾人の子達がいました。

 

ですので、今回は台湾の子達とのフィリピンでの思い出について語って行きますね。

 

 

 

 

彼らとの出会い

 

前置きで台湾のことが留学を通して好きになったと言いましたが、実際のところは留学前から、大象體操(elephant gym)という台湾のマスロックバンドが大好きで、彼らを通して台湾に興味はありました。


大象體操ElephantGym _ FINGER & 中途Midway【Live on Megaport Festival】

 

 

ですので、厳密にいうとフィリピン留学が台湾のことをもっと好きになるきっかけになった、というのが正しいです。

 

 

さて話は戻りますが、僕が初めて生の台湾人と初めて出会ったのが、フィリピンでの一番最初の授業でした。僕としては一番はじめの授業でテンパっていたし、周りの日本人も始めは全然喋ることができなくて、クラス唯一の台湾人の女の子が文法はぐちゃぐちゃながらも堂々と喋っていたのを見て、一気に惹かれていきました。

 

彼女の名前はAbby。童顔で話し方も割とおっとりしていたので、「めっちゃ可愛いやん」とかなっていました。

が、仲良くなって話を聞いていると、同じく台湾人の彼と留学をしているのだそう。少し残念でしたが、彼氏とも喋ってみるとまあ良い人。そこからはカップルのことが好きになって行きました。笑

 

完全に余談ですが、つい先日彼がAbbyにプロポーズしてOKをいただけたそうです。本当に両方とも好きだったので、僕もFacebookでその投稿を見て嬉しくなりました。本当におめでとう。

 

 

 

授業中の様子

 

f:id:kenkenyas35:20190227204559j:plain

グループクラスでの一コマ

 

さて彼らの授業中の様子についても触れて行きたいと思います。

 

まず基本的に、台湾の人たちは、日本よりも南に位置しているところで生まれ育っているからか、南国気質で陽気で温厚な人が多いように感じます

 

写真のJerryとEmmaも二人とも僕より年上(ていうか先生よりも)で、留学中かなり優しく面倒見も良いお兄さん、お姉さんみたいな感じでした。

 

また、人にもよるとは思いますが、日本人や韓国人の学生と比較すると、臆せずにどんどんと発言して行きます。一般的に台湾人の人たちは個をしっかりと持っているため、自分をどんどんアピールして行くみたいです。

 

英語のレベルに関しても、平均して他の国籍の学生よりも高いように思いました。特にそう思ったのはスピーキングの練習をしているときでした。例えば、日本語や韓国語は英語と文の構成が全く違うのですが、彼ら曰く、中国語は配列は似ているから、最悪単語並べてテキトーに繋いだらいけるんだよ、らしいです。

そういえば、僕の台湾の最大の悪友Abner(真ん中)はIELTSの模試の時、スピーキングはできるのにライティングは悲惨な結果を残していました。そういうことなんですかね。笑

f:id:kenkenyas35:20190227210008j:plain

台湾の悪友たちと

 

 

そういえば、少し前にはなりますが、中国からの独立を積極的にアピールして行くために、台湾政府は公用語を英語にして行くと発表していました。他の国がそういった発表をするよりも、案外的を得ているのかな、と言語体系の面からみて僕はそう思いました。

 

 

クラス外での思い出

 

基本的には日本人、韓国人の子たちと過ごしていた時間が多いので、なにかあるかと言われればそんなにないです。(笑)

ただ、飲みに行って記憶は強烈にあります。

 

一番は、先ほど登場した悪友Abner。とんでもないやつでしたが、最後の方はクラス外ではほとんど一緒にいました。毎週末飲みに連れて行かれ、合言葉は「Let's drink until we die」で基本朝の4.5時までは飲ませれてたし、彼は絶対に潰れないっていうね。笑

 

f:id:kenkenyas35:20190227210708j:plain

 

また、僕は彼のおかげでオーストラリアの一種のスラングである「No worries」にも耐性がついていました。彼はフィリピン留学の前にワーホリを2年してたみたいです。

 

あと、彼は日本の汚い言葉を覚えて、日本人の女の子の前で披露するというハマっていて、女の子に「誰に教わったの?」と聞かれるといつも僕の名前をあげていたので、その時にいた日本人の子たちにはやべえやつと思われていました。笑

 

 

 

まとめ

 

僕のフィリピンでの台湾人との思い出はだいたいこんな感じです。

最近考えているのは、オーストラリアでの大学留学が終わり、日本での就職が決まってもしその期間に大きなギャップがあれば、台湾にワーキングホリデーないし、何か別のビザで1,2ヶ月短期滞在してみたいなと考えています。

 

ただどちらに転んでももう一度軽く旅行には行きたいなと思ってます。

それでは今日はここまで。

 

 

ほなまた!

 

 

【邦ロック】The cabs

「the cabs」の画像検索結果

 

こんにちは、kenkenです。

今回も前回のあいみょんに引き続き、僕の大好きなバンドについて書いて行きたいと思います。

kenkenyas35.hatenablog.com

 

 

1週間前くらいにNUMBER GIRLの復活のアナウンスがあり、かなり賑わっていたようですが、僕が一番復活してほしいバンドは?と聞かれたら「The cabs」と答えます。実は僕が彼らを知ったのは彼らが解散した後で、一度もライブも見たことがありません。彼らは2013年、リリースツアーの直前にギターの突然の失踪を持って、解散を宣言したようです。

 

彼らはマスロックとジャンルに分類されるバンドだと僕は思っています。マスロックとはなんぞや?というと、楽器が主体で、複雑なリズム、コードを多用しているようなスタイルのロックのことです。他に現在も活動しているマスロックバンドとして「tricot」、台湾の「Elephant gym」などがあります。

 


tricot "TOKYO VAMPIRE HOTEL" MV


大象體操ElephantGym _ 銀河GALAXY【Official Music Video】

 

 

 

 

 

メンバーについて

 

Vo. & Ba. 首藤義勝

 

f:id:tamon_hori:20180614204031j:plain

この人は知っている人も多いかもしれません。The cabs解散後も「KEYTALK」のボーカルとして世に音楽を発信し続けています。当時はThe cabsとKEYTALKを掛け持ちしていたらしいですが、音楽の感じが全然違うように感じます。

解散の原因となったのは、彼とベースの音楽性の不一致などもあるようです。

 

 

Gt. & Vo. 髙橋國光

 

ボーカルと書いていますが、ほぼシャウトをしている人です。

The cabsの作詞・作曲はこの人がしていて、アルペジオや特殊なコードを多用するギタリストです。作る曲もだいたいが変拍子で、彼がいなければ唯一無二のThe cabsの楽曲は生まれてこなかったはずです。

 

 

Dr. 中村一太

 

手数の多いドラマーとして知られており、「爆撃機」という異名を持ちます。激しいフレーズが多く、僕もドラムのコピーをしようと試みていますが、今だに数曲しかたたけません。笑

 

 

 

唯一無二の楽曲達

 

the cabsの曲はパッと聞いてリズムのとりずらい変拍子の曲がほとんどで、聞き続けていると、頭の中をかき回されるような、雪崩のように押し寄せてくる音に感覚を支配されます。

また歌詞も練りに練られていて、こんなに世界観のある文学的な歌詞を書くバンドって、後にも先にもあんまりいないような気がします。

そこで、僕のお気に入りの曲を各アルバムから1曲ずつ紹介して行きたいと思います。

 

 

二月の兵隊

 


the cabs 1st mini album「一番はじめの出来事」"二月の兵隊"spot

 

1st mini album「一番はじめの出来事」からの一曲。僕が彼らの音楽にハマるきっかけになった曲です。クリーンなギターパートと、それを切り裂くような爆音とシャウトのパートの対比が魅力の曲。ドラムの手数の多さにも関わらず、綺麗にまとまったビートに聴き惚れてしまった一曲です。

また、歌詞も「シベリアの墓標に...」と聞き入ってしまうもので、いまでもずっと聞き続けています。

 

 

キェルツェの螺旋

 


the cabs"キェルツェの螺旋"

 

2nd mini album「回帰する呼吸」から。1分45秒の短い曲ですが、the cabsっぽさがこれでもかというくらい詰め込まれた一曲です。壮絶なドラムソロから始まり、義勝の「綺麗な服に火をつけて燃やしてみたい」というフレーズから始まるこの曲。ラストの國光のシャウトと合間って余韻のすごさというと言い表せれないです。

一言言いたいことは、「ドラム何がしたいんかわからん。」とにかく意味わからんレベルのソロ叩いてます。笑

 

 

Anschluss

 


the cabs"anschluss"

 

1st full album「再生の風景」より。anschlussとはドイツ語で「接続・連結」を意味する単語で、もう一つの意味合いとしては1938年のナチス・ドイツによるオーストリア併合をさす単語でもあります。

歌詞は「絵画の海に溺れていく」というフレーズに始まり、「処刑を待つ僕たちはあした幸せになれるのかなんて」というフレーズもあります。ですので僕はナチス統治下のオーストリアにトリップ、そこでの愛について歌っているのかな、感じました。

また、楽曲の激しさなどは前の二曲には劣りますが、ギターの綺麗なアルペジオや時折挟まれる國光のシャウトが人々の叫びのようにも聞こえて、文学っぽさが余計に醸し出されています。

 

そして、彼らはこのアルバムのリリース直後に突然の解散を発表します。彼らはその後幸せになれたのかは彼ら以外誰にもわかりません。

 

 

 

まとめ

 

みなさん、どうでしたか?

たまにはこうやって解散してしまったバンドや自分の好きな音楽に思いを馳せて見るのもいいかもしれないですね。

 

 

ほなまた。